トビアスの家を去る大天使ラファエル (樽屋雅徳) Archangel Raphael who leaves a house of Tobias (Masanori Taruya)

ラファエル!

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フィルハーモニックウインズ大阪の依頼を受けて、「ええとこどり」のレコーディングのために書き下ろしました。「トビアスの家を去る大天使ラファエル」は「トビト書」に書かれている大天使ラファエルの話を基に作曲したものです。

青年トビアスは、人間に扮したラファエルとの旅の途中、悪魔に取り憑かれた娘サラと出会います。トビアスはラファエルの指示で、以前に捕まえておいた巨大魚の心臓と肝臓を燻すと、悪魔は祓われました。その後、ラファエルの勧めによって、トビアスとサラは結婚し、二人は幸せな生活を送ります。家に戻ったトビアスは、失明した父トビトの目に巨大魚の胆汁を落とすと、トビトの目に光が戻りました。ラファエルは正体を明かし、自分たちの身に起きた全てを書き残すようトビアスに言い残し、天へ帰って行きました。

曲は木管により神秘的に始まり、広大に広がる陸と海を想像させるような旋律へと変わっていきます。中間部では二人の身に起きた難関を表現し、後半部ではその難関を突破し、物語の最後、トビトの目が治りサラとトビアスの結婚を祝福しラファエルが正体を明かしトビアスの家を去る場面を壮大に表現しています。(樽屋雅徳)

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トビアスの家を去る大天使ラファエル: Archangel Raphael who leaves a house of Tobias
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●作編曲:樽屋雅徳 (Masanori Taruya)
●吹奏楽中編成
●演奏時間:10分0秒
●Grade:4+
●品番:FML-0005
→ 楽譜情報

<収録CD>
【吹奏楽CD】樽屋雅徳作品集Vol.1「月下に浮かぶひとすじの道標」: The Works of Masanori Taruya Vol.1 – The path below the moon
●演奏:土気シビックウインドオーケストラ ( Toke Civic Wind Orchestra)
●指揮:加養浩幸 (Hiroyuki Kayou)

#吹奏楽
#中編成
#コンクール自由曲

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